槁村(読み)けやきむら

日本歴史地名大系 「槁村」の解説

槁村
けやきむら

[現在地名]総社市槁

延原のぶはら村の北に位置する。正保郷帳には南の松山藩領宇山うやま村の枝村としてみえ、「くいぜ」と訓を付す。元禄六年(一六九三)松山藩主水谷氏断絶により、収公されて検地を受けた。同八年の検地帳(旧昭和町役場所蔵文書)によれば高一三四石余、反別は田八町余・畑四町五反余、屋敷四反一畝余、小物成として茶七五株に銀一匁五分がかかっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android