日本歴史地名大系 「槇山金山・西道金山」の解説 槇山金山・西道金山まきやまかなやま・さいどうかなやま 秋田県:鹿角市尾去村槇山金山・西道金山[現在地名]鹿角市尾去沢近世初頭の金山。尾去沢(おさりざわ)入口付近に位置する。「鹿角郡諸鉱山記」に、西道は慶長三年(一五九八)、槇山は同七年発見とある。「祐清私記」の「鹿角金山はじまり之事」には、南部信直の臣北十左衛門が発見、その後金山奉行として白根(しらね)・槇山・西道の各金山を支配し、現尾去沢鉱山西道付近の俗称帯刀屋敷(たてわきやしき)に居住していたという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報