構ふ(読み)クウ

デジタル大辞泉 「構ふ」の意味・読み・例文・類語

く・う〔くふ〕【構ふ】

[動ハ四]鳥が巣を作る。→巣くう
「つくの穴ごとにつばくらめは巣を―・ひ侍る」〈竹取

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「構ふ」の意味・読み・例文・類語

く・うくふ【構・作】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 (鳥が巣を)作り構える。営む。
    1. [初出の実例]「飛鳥天之鳥(とぶとり)も、児(おのかこ)愛養(うつくし)ふるが為に、樹(き)の巓(すゑ)に樔を作(クフ)」(出典日本書紀(720)継体八年正月(前田本訓))

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