構作(読み)こうさく

精選版 日本国語大辞典 「構作」の意味・読み・例文・類語

こう‐さく【構作】

  1. 〘 名詞 〙 順序配置を考えて、各部分を一つのまとまりのある形につくりあげること。また、その組み立て。
    1. [初出の実例]「紅葉氏の多情多恨の如きは失敗の作であるが構作(カウサク)陳套を脱しただけは面白い」(出典:嚼氷冷語(1899)〈内田魯庵〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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