デジタル大辞泉 「様変はる」の意味・読み・例文・類語 さま‐かわ・る〔‐かはる〕【様変はる】 [動ラ四]1 ようすが普通と変わる。風変わりになる。「いと夜深う出でさせ給ふなるも―・りたる心地のみし侍るかな」〈源・須磨〉2 剃髪して僧や尼になる。「―・りたる人々ものし侍りしに」〈かげろふ・下〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「様変はる」の意味・読み・例文・類語 さま‐かわ・る‥かはる【様変】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙① 様子が普通と違う。風変わりになる。勝手が違う。[初出の実例]「直衣などさまかはれる色許されて参り給ふ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女)② 出家して剃髪し、僧、尼の姿になる。[初出の実例]「さまかはりたる人々物し侍りしに」(出典:蜻蛉日記(974頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例