樋笠数慶(読み)ヒカサ スウケイ

20世紀日本人名事典 「樋笠数慶」の解説

樋笠 数慶
ヒカサ スウケイ

昭和期の日本画家 日本美術院評議員。



生年
大正5(1916)年3月18日

没年
昭和61(1986)年9月23日

出生地
香川県高松市

学歴〔年〕
高松一中卒

主な受賞名〔年〕
大観賞〔昭和36年〕「春雪

経歴
郷倉千靱に師事。昭和16年院展に初入選し、戦後は院展内部の研究会和泉会で前衛抽象芸術などを研究。31年「夕暉」、35年「草翳」が共に院展で奨励賞となり、33年「白映」で日本美術院賞次賞、32年「鵜」、36年「春雪」が共に日本美術院賞を受賞、36年同人となる。さらに47年「暉晨」が内閣総理大臣賞、58年「春潮」が文部大臣賞を受賞し、日本美術院評議員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樋笠数慶」の解説

樋笠数慶 ひかさ-すうけい

1916-1986 昭和時代の日本画家。
大正5年3月18日生まれ。郷倉千靭(せんじん)にまなぶ。昭和16年院展に初入選,32年「鵜」,36年「春雪」がともに日本美術院賞,47年「暉晨」が内閣総理大臣賞。日本美術院同人。昭和61年9月23日死去。70歳。香川県出身。高松第一中学卒。本名は数慶(かずよし)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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