標幟(読み)ひょうし

精選版 日本国語大辞典 「標幟」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐し ヘウ‥【標幟】

〘名〙 行動指標。はたじるし。標識スローガン
日本下層社会(1899)〈横山源之助〉日本の社会運動「自由権利、社会改良、此の二つ純理を標幟として」

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デジタル大辞泉 「標幟」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐し〔ヘウ‐〕【標×幟】

行動の指標となるもの。はたじるし。

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世界大百科事典(旧版)内の標幟の言及

【曼荼羅】より

…(2)三昧耶曼荼羅 口を通しての音声的表現が最も抽象的なものとすれば,より具象化の進んだ仏の手に持つ持物(じぶつ)のようなシンボルは,仏の誓願の意志を示すには最もふさわしい。それを標幟(ひようじ),三昧耶形といい,これをもって表現したのが三昧耶曼荼羅である。(3)大曼荼羅 樹木,台座,仏足などで釈迦を表す長い仏像無表現時代の後に,はじめて仏像が出現したように,呪に始まりシンボルを媒介として仏を観る観想法が長く続き,のちに景観を背景に説法する叙景風の説会(せつえ)曼荼羅が出現した。…

※「標幟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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