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権力装置 けんりょくそうち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

権力装置
けんりょくそうち

マルクス主義的政治学の用語。権力が外部環境に影響を及ぼすときの媒介装置,もしくはその物的装備。高度に組織された政治権力は,権力主体としての中枢指導部 (権力核) とこれを支える装置に分れている。政治的安定は直接的には,この権力装置によって保障されている。そして,権力装置として日常的に活動するのが警察であり,内外の決定的危機に出動するのが軍隊である。だが,これらの装置は個々に分散しているわけではなく,強力な官僚装置によって緊密に結合されている。したがって,権力装置とは権力核を支える行政機関,軍隊,警察,裁判所,刑務所などを総称していうのである。なお L.アルチェセールは権力装置にはイデオロギー装置が結びついていることを指摘している。

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