権力装置(読み)けんりょくそうち

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「権力装置」の意味・わかりやすい解説

権力装置
けんりょくそうち

マルクス主義的政治学の用語権力が外部環境に影響を及ぼすときの媒介装置,もしくはその物的装備。高度に組織された政治権力は,権力主体としての中枢指導部 (権力核) とこれを支える装置に分れている。政治的安定は直接的には,この権力装置によって保障されている。そして,権力装置として日常的に活動するのが警察であり,内外の決定的危機に出動するのが軍隊である。だが,これらの装置は個々に分散しているわけではなく,強力な官僚装置によって緊密に結合されている。したがって,権力装置とは権力核を支える行政機関,軍隊,警察,裁判所,刑務所などを総称していうのである。なお L.アルチェセールは権力装置にはイデオロギー装置が結びついていることを指摘している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む