権藤神社(読み)ごんどうじんじや

日本歴史地名大系 「権藤神社」の解説

権藤神社
ごんどうじんじや

[現在地名]飽田町護藤

かつて権藤村の小村はま村にあり、竜王宮と称した。宝暦一一年(一七六一)の下ケ名寄帳によれば、浜脇はまわきに「九畝 龍王社床」がある。「国誌」によれば久安三年(一一四七)阿蘇郡の山部宗明が、阿蘇大明神を山本やまもと岩野いわの(現鹿本郡植木町)に勧請し、仁平元年(一一五一)当地に移し、祭神は健磐龍命という。「地志略」にも「浜大明神社」として「土俗誤て龍王の宮と云。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android