横小路村(読み)よこしようじむら

日本歴史地名大系 「横小路村」の解説

横小路村
よこしようじむら

[現在地名]東大阪市横小路町一―六丁目など

生駒山地西麓の扇状地上にあり、東高野街道が通る。北は六万寺ろくまんじ村。文禄三年(一五九四)の河内郡横小路村検地帳(山川家文書)によると反別四三町三反余・分米五五〇石余。正保郷帳の写とみられる河内国一国村高控帳では高五五〇石余、うち二一四石余が幕府領、七八石余が旗本石川土佐守領、二五七石余が同三好備前守領、小物成として山年貢銀二九匁三分。寛文二年(一六六二)大坂城代青山宗俊領となるが、これは旧幕府領分と思われる。延宝年間(一六七三―八一)の河内国支配帳では大坂城代太田資次領二一四石余・三好領二五七石余・石川領七八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android