横根沢石(読み)よこねざわいし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「横根沢石」の意味・わかりやすい解説

横根沢石
よこねざわいし

静岡県伊豆の国市北江間字横根沢で採石される安山岩石材名。伊豆箱根鉄道駿豆(すんず)線韮山(にらやま)駅西方に分布する貫入岩体で、おもに斜長石輝石、角閃(かくせん)石などからなり、緻密(ちみつ)で灰色を呈する新第三紀の安山岩である。石質がよいため、古くは砕石・土木用および建築用材として関東地方で広く利用された。

[斎藤靖二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む