横泊り(読み)よこどまり

日本歴史地名大系 「横泊り」の解説

横泊り
よこどまり

[現在地名]亀田郡戸井町字泊町

享保十二年所附にみえる地名。西を流れる戸井川の河口と東を流れる熊別くまべつ川の河口の間にある。同所附には「しすん 横泊り 戸居」とみえる。天明元年(一七八一)の「松前志」でも「ミスシ ヨコトマリ トイ」の順に記される。戸井村、館鼻、横泊り、川尻かわじり沢と進んだ松浦武四郎は、横泊りについて「蝦夷日誌」(一編)に「ヨコマとも云、人家壱弐軒、昆布小屋有、又此上ニ古城跡と云もの有」と記している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 川尻

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む