樫田亀一郎(読み)カシダ カメイチロウ

20世紀日本人名事典 「樫田亀一郎」の解説

樫田 亀一郎
カシダ カメイチロウ

明治・大正期の内科医 東宮侍医



生年
明治3年5月19日(1870年)

没年
大正4(1915)年10月21日

出生地
東京

出身地
大和国(奈良県)

学歴〔年〕
帝国大学医科〔明治21年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔明治43年〕

経歴
陸軍衛戍病院勤務を経て、学習院に転じ医務課長、明治37年医務部長となる。この間、神経系統の病理を研究し、43年宮内省侍医寮に入り、のち明治天皇、昭憲皇太后を診察し、更に東宮の侍医を務めた。またドイツ語に精通した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「樫田亀一郎」の解説

樫田亀一郎 かしだ-かめいちろう

1870-1915 明治-大正時代の内科医。
明治3年5月19日生まれ。37年学習院医務部長となり,のち東宮の侍医をつとめた。大正4年10月21日死去。46歳。大和(奈良県)出身。帝国大学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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