デジタル大辞泉 「樵る」の意味・読み・例文・類語 こ・る【×樵る/▽伐る】 [動ラ五(四)]立ち木や枝を切る。伐採する。きこる。「きょうは此方角の山で木を―・る人がないと見えて」〈鴎外・山椒大夫〉 き‐こ・る【×樵る】 [動ラ四]《「木伐こる」の意》山林の木を切る。「草刈り―・ることなかれ」〈天武紀・下〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「樵る」の意味・読み・例文・類語 き‐こ・る【樵】 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「木伐(こ)る」の意 ) 山林の木を切る。たきぎを伐採する。[初出の実例]「山林の池沢に漁し採(キコル)こと得令む」(出典:日本書紀(720)持統六年閏五月(北野本訓)) こ・る【樵・伐】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 木やまきなどを切る。伐採する。きこる。[初出の実例]「薪(たきぎ)許流(コル)鎌倉山の木足る木をまつと汝が云はば恋ひつつやあらむ」(出典:万葉集(8C後)一四・三四三三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例