樺太・唐太(読み)からふと

精選版 日本国語大辞典 「樺太・唐太」の意味・読み・例文・類語

からふと【樺太・唐太】

[1] 北海道北方、オホーツク海西南部に位置する細長い島。古くは北蝦夷(きたえぞ)と称した。日露戦争結果、明治三八年(一九〇五)に南半分は日本領土となり、昭和二〇年(一九四五)までは日本の統治下にあったが、以後ソ連、ついでロシア領土に編入された。サハリン。かばふと。
[2] 〘名〙 「からふとだま(樺太玉)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android