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サハリン Sakhalin

翻訳|Sakhalin

大辞林 第三版の解説

サハリン【Sakhalin】

ロシア連邦、北海道の北方に連なる南北に長い島。シベリア大陸とは間宮海峡で隔てられる。面積7万6千平方キロメートル。1809年、間宮林蔵が探検して、初めて島であることを確認。以後、日露両国人が雑居したが、75年樺太・千島交換条約で全島ロシア領になった。日露戦争後の1905年から北緯50度以南を日本が領有したが、第二次大戦後、ヤルタ協定でソ連領(のちロシア連邦)となる。石炭・石油・パルプなどを産出。樺太。サガレン。古称、北蝦夷きたえぞ

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百科事典マイペディアの解説

サハリン

宗谷(ラ・ペルーズ)海峡を隔てて北海道と,タタール間宮)海峡を隔ててシベリアに対し,東はオホーツク海に面する南北に細長いロシア領の島。旧日本名は樺太(からふと)。
→関連項目ガスプロム[会社]宗谷海峡宗谷岬タタール海峡千島列島東韃紀行北方領土問題ホルムスクポロナイスク松浦武四郎最上徳内

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世界大百科事典 第2版の解説

サハリン【Sakhalin】

ロシア連邦の東端,北海道の北方に位置し,北緯45゜54′から54゜20′まで948kmにわたり南北に細長くのびる島。旧日本名は樺太。古くは唐太とも書き,北蝦夷地とも呼ばれた。北海道とは宗谷海峡(幅43km)によって,またアジア大陸とはタタール(間宮)海峡(最狭部は幅7.3km)によって隔てられる。北緯50゜以南の南サハリンは1945年まで日本領であったが,第2次大戦後ソ連に併合され,現在はサハリン全島が千島列島とともにロシア連邦サハリン州を構成している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

サハリン
さはりん
Сахалин Sahalin 

北海道の北に、南北に長く連なる大島、樺太(からふと)のロシア名。もともとは満州語の「サガリェン・アンガ・ハタ」(「黒い川の河口の峰」の意)からきている。「黒い川」とは黒竜江(アムール川)をさす。[編集部]

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世界大百科事典内のサハリンの言及

【樺太・千島交換条約】より

…同年8月22日批准,11月10日布告。明治政府が旧幕府からひきついだ北方領土の状況は,安政1年12月21日(1855年2月7日)調印の日露和親条約以来,樺太(サハリン)は日露両国民雑居の地とされ帰属未解決のままであり,千島(クリル)列島は択捉(えとろふ)島,ウルップ島の間を日露の境界とし,その以北をロシア領としてきた。イギリス公使パークスは日本の樺太放任はロシア領化を招くと警告し,ロシアに売却するか代地と交換するのを良策とし,むしろ北海道開拓に専念するよう忠告した。…

【樺太庁】より

…南樺太を管轄した日本の植民地行政官庁。1905年(明治38),日露講和条約で日本がサハリン島の北緯50゜以南を領有したため,占領時の樺太民政署の後身として,07年同庁官制(勅令)で設置された。所在地は08年以来豊原(現,ユジノ・サハリンスク)。…

※「サハリン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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