樽肴(読み)タルザカナ

デジタル大辞泉 「樽肴」の意味・読み・例文・類語

たる‐ざかな【××肴】

贈り物酒樽さかだると酒のさかな。
歳暮の御使者とて、太刀目録、御小袖、―」〈浮・胸算用・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「樽肴」の意味・読み・例文・類語

たる‐ざかな【樽肴】

  1. 〘 名詞 〙 進物としての酒樽と酒のさかな。
    1. [初出の実例]「今日谷まで下着あひさだめたれば、抑留にをよばずとて、使僧して樽さかなをくらる」(出典:東国紀行(1544‐45))

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