橋本実梁(読み)ハシモト サネヤナ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「橋本実梁」の解説

橋本 実梁
ハシモト サネヤナ


肩書
元老院議官

生年月日
天保5年4月5日(1834年)

経歴
左近衛中将小倉輔季の子に生まれ、中納言橋本実麗の養子となる。文久元年侍従、2年国事御用係、3年3月左近衛少将となるが、同年8月18日の政変により謹慎。慶応3年1月復権し、同年12月王政復古とともに参与となる。4年戊辰戦争では東海道鎮撫総督として活躍し、閏4月左近衛中将に昇任。同年7月度会府知事、明治5年式部権助を経て、17年伯爵。18年元老院議官に任ぜられた。

受賞
勲一等旭日大綬章

没年月日
明治18年9月16日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋本実梁」の解説

橋本実梁 はしもと-さねやな

1834-1885 幕末-明治時代の公家,華族
天保(てんぽう)5年4月5日生まれ。小倉輔季(すけすえ)の子。橋本実麗(さねあきら)の養子。文久元年(1861)侍従となり,和宮(かずのみや)降嫁に随従。2年国事御用掛となるが,翌年八月十八日の政変で出仕停止。慶応3年ゆるされ,戊辰(ぼしん)戦争で活躍した。明治17年伯爵。元老院議官。明治52歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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