随従(読み)ズイジュウ

デジタル大辞泉 「随従」の意味・読み・例文・類語

ずい‐じゅう【随従】

[名](スル)
つきしたがうこと。供として行くこと。また、その人。
艦長は…、これに―する指揮官は」〈福沢福翁自伝
言われるままに人の意見に従うこと。「先輩の言に随従する」
[類語]従う付くくっつく随行随伴追随お供

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精選版 日本国語大辞典 「随従」の意味・読み・例文・類語

ずい‐じゅう【随従】

  1. 〘 名詞 〙 つきしたがうこと。供をして行くこと。また、その人。ずいじゅ。
    1. [初出の実例]「名例律云、犯罪者以造意首、随従減一等」(出典:続日本紀‐宝亀一一年(780)一一月壬戌)
    2. 「閣下に随従すべき人なれば」(出典:伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)天津談判)
    3. [その他の文献]〔魏志注‐王粲伝〕

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普及版 字通 「随従」の読み・字形・画数・意味

【随従】ずいじゆう

つきしたがう。〔後漢書、孔融伝〕袁の僭(せんぎやく)は、一一夕に非ず。(馬)日(じつてい)、隨從し、旋(しうせん)すること(へ)たり。の律、罪人はり關(かか)はること三日已上ならば、皆應(まさ)にを知るべしとす。

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