橋門村(読み)はしかどむら

日本歴史地名大系 「橋門村」の解説

橋門村
はしかどむら

[現在地名]麻生町橋門

西は霞ヶ浦に面し、東は小高おだか村。中世小高氏の支配領で、応安年間(一三六八―七五)の海夫注文(香取文書)に「はしかとの津おたか知行分」とあり、天正年間(一五七三―九二)小高村より分村と伝える。天正一九年の小高氏滅亡後、佐竹氏領となったが、慶長七年(一六〇二)同氏の秋田移封により、同九年以後麻生藩領となり、「寛文朱印留」に村名が載る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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