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はしか はしか

7件 の用語解説(はしかの意味・用語解説を検索)

知恵蔵の解説

はしか

麻疹ウイルスによる感染症で、発熱と発疹を特徴とする。日本では「はしか」と呼ばれることが多い。感染経路には空気感染、飛沫(ひまつ)感染、接触感染があり、ヒトからヒトへとうつる。感染力は強く、免疫抗体を持っていない人が麻疹ウイルスに接触するとほぼ100%が発病する。
潜伏期間は10~12日。発熱を伴う風邪のような症状に続いて、赤い発疹が現れ、40℃前後の高熱になるが数日で熱は下がり、発疹も退色する。発症後には特別の治療法はなく、死亡や後遺障害リスクのある脳炎や肺炎などの合併症を防ぐためには、予防接種によって免疫抗体を獲得する必要がある。
麻疹の致死率は、我が国を含む先進諸国では0.1~0.2%だが、発展途上国の中には乳幼児で20%を超えている国もあり、世界全体ではなお年間十数万人の死亡者が報告されている。事態を改善するため世界保健機関(WHO:World Health Organization)は世界麻疹排除計画に沿って生ワクチンの接種率向上に取り組んでいる。2005年、同機関の日本を含む西太平洋地域委員会(WPR:Western Pacific Region)はその一環として「2012年までに地域から麻疹を排除する」という目標を発表。この計画を受けて日本では、乳幼児期に2回の定期接種を実施することになり、患者数も一部の小児科からの定点報告ではなく全数報告で把握するようになった。結果、08年に年間1万1000例に上った症例が、09年には740例へと激減。その後も年々減り続けている。また、10年6月から国内の流行株による麻疹の伝搬がないことなどをもって、13年9月に厚生労働省は、我が国が麻疹排除状態であるとの報告をまとめWPRに認定を求めることを決めた。

(石川れい子  ライター / 2013年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

はしか

ウイルスによる感染症で、正式には麻疹という。せきや高熱が出た後、口内疹ができ、顔から全身に発疹が広がる。肺炎になったり、腸炎や中耳炎などを併発したりすることもある。国立感染症研究所感染症情報センター(東京都)によると、5月21〜27日に報告された15歳以上の患者数は82人。過去最多だった前週(14〜20日)の68人をさらに上回った。

(2007-06-07 朝日新聞 朝刊 滋賀全県 1地方)

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百科事典マイペディアの解説

はしか

麻疹(ましん)とも。麻疹ウイルスによる小児の急性伝染病。まれに成人もかかる。伝染力は強いが,終生免疫となる。10日前後の潜伏期を経て発熱,咳(せき),鼻流,結膜炎が現れ(カタル期),3〜4日めごろ熱がいったん下がってからさらに上昇するとともに顔・躯幹(くかん)・四肢に紅色斑点状の発疹が生ずる。
→関連項目エマージング・ウイルス学校伝染病届出伝染病風疹予防接種ラージー

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世界大百科事典 第2版の解説

はしか【measles】

麻疹ともいい,届出伝染病の一つ。非常に感染力の強い疾患で,だれでも一度はかかると考えられている。三日ばしかと呼ばれるのは風疹であって,はしかではない。日本では1978年の秋からはしかワクチンの定期接種が始められ,九十数%に生涯免疫が得られているので,患者は減少している。
[疫学]
 ほとんどの母親がはしかにかかって抗体を保有しているので,その抗体が胎盤を通って胎児に入るため,生後3~4ヵ月までの乳児ははしかにかかることはまれである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

はしか
はしか

麻疹」のページをご覧ください。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

はしか
はしか

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