20世紀日本人名事典 「橋閒石」の解説
橋 閒石
ハシ カンセキ
- 生年
- 明治36(1903)年2月3日
- 没年
- 平成4(1992)年11月26日
- 出生地
- 石川県金沢市
- 本名
- 橋 泰来(ハシ ヤスキ)
- 学歴〔年〕
- 京都帝大文学部英文科〔昭和3年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 勲三等旭日中綬章〔昭和48年〕,兵庫県文化賞〔昭和53年〕,神戸市文化賞〔昭和54年〕,蛇笏賞(第18回)〔昭和59年〕「和栲」,詩歌文学館賞(第3回)〔昭和63年〕「橋閒石俳句選集」
- 経歴
- 神戸商大教授、親和女子大学学長を歴任。19世紀はじめの英随筆文学を研究。傍ら、昭和7年ごろから俳諧文学の研究に取り組み、創作も続けた。主に連句の研究と実作に傾注。24年「白燕」を創刊し主宰。のち同人誌に改組し代表同人。著書は「俳句史大要」、句集「雪」「朱明」「無刻」「荒栲」「和栲」などのほか英文学関係のもの多数。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報