デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橘永名」の解説 橘永名 たちばなの-ながな 780-866 平安時代前期の公卿(くぎょう)。宝亀(ほうき)11年生まれ。橘入居(いりい)の子。春宮大進(とうぐうのだいじょう)をつとめ,仁明(にんみょう)天皇即位後に急速に昇進,播磨守(はりまのかみ),のち右兵衛督(うひょうえのかみ)となる。承和(じょうわ)9年の弟逸勢(はやなり)の事件(承和の変)により親族ゆえに京外に追放された。13年官に復して弾正大弼(だんじょうのだいひつ),14年神祇伯(じんぎはく)。従三位。貞観(じょうがん)8年5月10日死去。87歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例