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神祇伯 じんぎはく

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

神祇伯
じんぎはく

律令における神祇官長官 (かみ) 。位階は従四位下で,太政官の大臣に比べ,著しく低い。神祇の祭祀,祝部 (はふりべ) ,神戸の名籍,大嘗祭,鎮魂祭などを司った。平安時代末期以後,白川家の世襲となった。

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百科事典マイペディアの解説

神祇伯【じんぎはく】

律令官制の2官の一つ神祇官の長官。従四位下相当官。職掌は神祇の祭祀,大嘗(だいじょう),部(はふりべ),神戸(かんべ),御巫(みかんなぎ),卜兆(ぼくちょう)など司り神祇官を惣判。

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世界大百科事典 第2版の解説

じんぎはく【神祇伯】

律令制の神祇官の長官。従四位下相当官。神祇の祭祀,祝部(はふりべ),神戸(かんべ)の名籍,大嘗,鎮魂,御巫(みかんなぎ),卜兆のこと等をつかさどり,神祇官を惣判した。伯は,はじめ,大中臣,巨勢(こせ),石川,文室,多治比,藤原等各氏が混任し,太政官に本官を持つ者の兼官が多かった。しかるに,平安時代中期876年(貞観18)に棟貞王が,神祇伯に任官して以降,多く皇親である王が任官するようになり,先例となった。

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大辞林 第三版の解説

じんぎはく【神祇伯】

律令制で、神祇官の長官。従四位下相当。白川家が世襲。かむづかさのかみ。

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世界大百科事典内の神祇伯の言及

【白川家】より

…花山天皇より出た源氏。代々神祇伯(神祇官の長官)に任ぜられて明治維新に及んだので,伯家ともいう。また神祇伯に任ぜられると某王と称することを許され,その女は女王と称した特異な家である。…

【神祇官】より

…官衙の場所は宮城内の郁芳門の南脇にあった。神祇官の長官は神祇伯といい,従四位下相当官。神祇の祭祀,祝部(はふりべ),神戸(かんべ)の名籍,大嘗,鎮魂,御巫(みかんなぎ),卜兆および官事を惣判することを任とした。…

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