檀那あしらい(読み)だんなあしらい

精選版 日本国語大辞典 「檀那あしらい」の意味・読み・例文・類語

だんな‐あしらい‥あしらひ【檀那あしらい・旦那あしらい】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 僧侶檀家に対する時のあしらい方。
    1. [初出の実例]「出家と申す者は、旦那会釈(だんなあしらひ)のと申て、事六つケしい物で御ざるに依て」(出典:虎寛本狂言・惣八(室町末‐近世初))
  3. 主人のように尊敬して、丁重にあしらうこと。
    1. [初出の実例]「雨に降こめられて旦那あしらひをされちゃア、迷惑だ。其様な気がねをしなさんな」(出典:人情本・英対暖語(1838)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android