日本歴史地名大系 「櫃倉神社跡」の解説 櫃倉神社跡ひつくらじんじやあと 三重県:多気郡多気町鍬形村櫃倉神社跡[現在地名]多気町鍬形 釈尊寺「延喜式」神名帳の多気郡五二座のうちに「櫃倉神社」がみえる。天暦七年(九五三)の近長谷寺資財帳(同寺蔵)に「相可郷十六条一当恵里十二・十三坪同六反」の記載があり、その四至として「東限櫃倉社并岡、西限公田、南限岡峯、北限櫛田河」と記され、櫃倉社の位置は鍬形(くわがた)南方山裾の字釈尊寺(しやくそんじ)付近を示している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by