日本歴史地名大系 「釈尊寺」の解説
釈尊寺
しやくそんじ
東高野街道沿いの丘上にある。浄土宗、山号霊鷲山、本尊釈迦如来。釈尊寺縁起(寺蔵)によると行基の開基で、もと行基寺と称し、一条天皇のとき現寺号・山号に改めたとする。往時は八間四面の本堂以下七堂伽藍、一二坊舎が備わり、寺領三二〇石と伝え、寺の周辺には然が宋より将来の赤栴檀の釈迦像の安置、後一条天皇よりの「霊鷲山」の勅額下賜を記す。釈迦像は八〇年後京都
然の模刻との伝承をもつ。
釈尊寺
しやくそんじ
釈
尊寺
しやかそんじ
釈尊寺
しやくそんじ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報