櫓声(読み)ロセイ

デジタル大辞泉 「櫓声」の意味・読み・例文・類語

ろ‐せい【×櫓声/×艪声】

舟の櫓をこぐ音。

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精選版 日本国語大辞典 「櫓声」の意味・読み・例文・類語

ろ‐せい【櫓声・艪声】

  1. 〘 名詞 〙 櫓をこぐ音。ろごえ。
    1. [初出の実例]「漢月漸傾書信冷。魏鐘頻動櫓声寒」(出典:江吏部集(1010‐11頃)下・晩秋於秘書閣同賦夜深聞遠雁詩)
    2. [その他の文献]〔徐鉉‐登甘露寺北望詩〕

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普及版 字通 「櫓声」の読み・字形・画数・意味

【櫓声】ろせい

船のろをこぐ音。唐・白居易〔河亭晴望〕詩 虹、橋影出で 秋雁、櫓聲來(きた)る

字通「櫓」の項目を見る

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