櫛の歯が欠けたよう(読み)クシノハガカケタヨウ

デジタル大辞泉 「櫛の歯が欠けたよう」の意味・読み・例文・類語

くしけたよう

切れ目なく続くべきもの、そろって並んでいるはずのものが、ところどころ欠けているさま。「次々に客が座席を立ち、会場櫛の歯が欠けたようになる」
[補説]「櫛の歯が抜けたよう」とするのは誤り。

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精選版 日本国語大辞典 「櫛の歯が欠けたよう」の意味・読み・例文・類語

くし【櫛】 の 歯(は)が欠(か)けたよう

  1. 絶え間なく続くはずのものが、ところどころ抜けているさまにいう。
    1. [初出の実例]「店々は見栄も外聞もなく戸をしめていた。櫛の歯の欠けたような、さびしさだった」(出典:記念碑(1955)〈堀田善衛〉)

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