精選版 日本国語大辞典 「歌中山」の意味・読み・例文・類語 うたのなかやま【歌中山】 京都市東山区東部、清水寺の南西にあたる、清閑寺近くの地名。また、清閑寺の俗称。かつて、この寺の僧、真燕が、門前で美しい女を見そめ、「清水への道はどういくのか」と話しかけると、女は「見るにだに迷ふ心のはかなくて誠の道をいかで知るべき」といいすてて姿を消したという説話で知られる。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例