歌会始の儀

共同通信ニュース用語解説 「歌会始の儀」の解説

歌会始の儀

毎年1月に皇居宮殿「松の間」で開かれる皇室伝統行事。天皇、皇后両陛下の前で入選者や両陛下、皇族らが詠んだ歌が独特の節回しで披露される。宮内庁によると、かつては天皇が年始に催す歌会を「歌御会始うたごかいはじめ」と呼び、起源は遅くとも鎌倉時代までさかのぼる。江戸時代はほぼ毎年開催。明治以降も続き、1879年に一般応募のうち優れた作品を「選歌」として披露するようになった。近年は基本的に題を漢字一字に指定し、2024年は「和」、25年は「夢」。

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