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歌津魚竜 うたつぎょりゅう Utatsusaurus hataii

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世界大百科事典 第2版の解説

うたつぎょりゅう【歌津魚竜 Utatsusaurus hataii】

1970年宮城県本吉郡歌津町館崎の海岸にみられる三畳紀初期の黒色ケツ岩層より発見された爬虫類。ここからは10個体分が産出した。全長1.4mで,細長いイルカ形をしている。尾は不等形。頭は短く,吻部(ふんぶ)が突出している。眼輪をもつ。細い円筒形の歯が並列する。肩甲骨と烏口骨は扇形。上腕骨など四肢骨は原始的といわれる。前肢の指骨は細長いのが特徴。後肢は小さい。世界でもっとも原始的な魚竜と考えられている。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の歌津魚竜の言及

【魚竜】より

…彼らの祖先は明らかでないが,古生代末に現れた小さな水生の中竜目Mesosauria(メソサウルスなど)が候補に挙げられている。日本では宮城県歌津町から発見された歌津魚竜が知られ,三畳紀前期のもので世界最古とされている。宮城県志津川からはジュラ紀前期の頭骨が発見され,北海道の白亜紀の地層からは骨格または脊椎骨が産出している。…

※「歌津魚竜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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