歓喜寺八幡社(読み)かんぎじはちまんしや

日本歴史地名大系 「歓喜寺八幡社」の解説

歓喜寺八幡社
かんぎじはちまんしや

[現在地名]金屋町歓喜寺

歓喜寺境内に接して鎮座。旧村社。創祀時期は不詳だが、歓喜寺建立に伴って鎮守として勧請されたものと推測される。弘安三年(一二八〇)正月二八日の湯浅宗春水田寄進状(歓喜寺文書)にみえる吉原八幡宮、永仁六年(一二九八)九月一〇日の沙弥西仏水田寄進状(同書)の鎮守明神は当社にかかわるものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android