正伝(読み)セイデン

精選版 日本国語大辞典 「正伝」の意味・読み・例文・類語

せい‐でん【正伝】

  1. 〘 名詞 〙 正しく伝わること。正しく伝えること。また、その教え、記録、伝記など。しょうでん。
    1. [初出の実例]「予深憫焉。乃綴輯鄙言、以為問之資、且以明鄒魯之正伝。亦不已之心也」(出典童子問(1707)上)

しょう‐でんシャウ‥【正伝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 正しく伝えること。また、正しく伝えられたこと。
    1. [初出の実例]「祖々正伝して、菩提達磨尊者にいたる」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)
  3. しょうでんぶし(正伝節)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む