正像(読み)ショウゾウ

精選版 日本国語大辞典 「正像」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぞうシャウザウ【正像】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。正法(しょうぼう)と像法(ぞうぼう)。→正像末(しょうぞうまつ)
    1. [初出の実例]「及正像、異見競起、遂令弱植之徒、随偽弁、以長迷、倒置之倫、遂邪説、而永溺」(出典顕戒論(820)上)
    2. 「正像既に過ぎぬれば持戒は市の中の虎の如し」(出典:日蓮遺文‐祈祷鈔(1272))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android