正長斑岩(読み)せいちょうはんがん(その他表記)orthophyre

最新 地学事典 「正長斑岩」の解説

せいちょうはんがん
正長斑岩

orthophyre

斑晶および石基が主として正長石からなる斑状火成岩。H.Coquand(1857)命名。H.Rosenbusch(1887)は,粗面岩に対応する中生代以前の火山岩名称として採用した。現在ではほとんど使用されていない。F.Zirkel(1894)によって命名された正長石斑岩(orthoclase porphyry)は,これとほぼ同義語であるが,閃長岩に対応する斑状の半深成岩である。石基には少量の苦鉄質鉱物・石英を含む。変質すると赤色または褐色を帯びる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 山田

岩石学辞典 「正長斑岩」の解説

正長斑岩

正長石の斑晶が長石質の石基に含まれる特徴の岩石を総括した名称であったが[Coquand : 1857],ローゼンブッシュは粗面岩に対応する先第三紀の岩石に限定した[Rosenbusch : 1887].この岩石名は正長石の結晶が短い矩形状の断面をもち無方向に並んだ短柱斑状(orthphyric)組織名として残っている[Tomkeieff : 1983].正長珪長岩(orthofelsite)[Teall : 1888].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む