最新 地学事典 「正長斑岩」の解説
せいちょうはんがん
正長斑岩
orthophyre
斑晶および石基が主として正長石からなる斑状の火成岩。H.Coquand(1857)命名。H.Rosenbusch(1887)は,粗面岩に対応する中生代以前の火山岩の名称として採用した。現在ではほとんど使用されていない。F.Zirkel(1894)によって命名された正長石斑岩(orthoclase porphyry)は,これとほぼ同義語であるが,閃長岩に対応する斑状の半深成岩である。石基には少量の苦鉄質鉱物・石英を含む。変質すると赤色または褐色を帯びる。
執筆者:山田 直利
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

