此うした(読み)こうした

精選版 日本国語大辞典 「此うした」の意味・読み・例文・類語

こう‐したかう‥【此した・斯した】

  1. 〘 連体詞 〙 ( 副詞「こう」に、動詞「する」の連用形「し」と、助動詞「た」が付いて一語化したもの ) このような。こんな。こういう。こういった。
    1. [初出の実例]「寝道具や錦の浦の夕間暮 王の位もかうした事か」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一八)
    2. 「きた八さまに口説れまして、ツイ逢まして、かうした身になりましたゆへ」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛‐発端(1814))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む