此うした(読み)こうした

精選版 日本国語大辞典 「此うした」の意味・読み・例文・類語

こう‐したかう‥【此した・斯した】

  1. 〘 連体詞 〙 ( 副詞「こう」に、動詞「する」の連用形「し」と、助動詞「た」が付いて一語化したもの ) このような。こんな。こういう。こういった。
    1. [初出の実例]「寝道具や錦の浦の夕間暮 王の位もかうした事か」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一八)
    2. 「きた八さまに口説れまして、ツイ逢まして、かうした身になりましたゆへ」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛‐発端(1814))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む