精選版 日本国語大辞典 「此面彼面」の意味・読み・例文・類語
このも‐かのも【此面彼面】
- 〘 名詞 〙
- ① こちらの面とあちらの面。両面。山などをさしていうことが多い。おてもこのも。
- [初出の実例]「故郷に秋ぞ来にけるさほ山のこのもかのももいろ付きにけり」(出典:能宣集(984‐991))
- ② あちらこちら。そこここ。
- [初出の実例]「げに、いと小家がちに、むつかしげなるわたりの、このもかのも、怪しくうちよろぼひて」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夕顔)
春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...