歯形(読み)ハガタ(その他表記)tooth profile

デジタル大辞泉 「歯形」の意味・読み・例文・類語

は‐がた【歯形/歯型】

歯でかんだあとにつく形。「かまれて―がつく」
(歯型)歯並びの形を石膏せっこうなどでうつしとったもの。「―を取る」

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関連語 名詞 出典 実例

精選版 日本国語大辞典 「歯形」の意味・読み・例文・類語

は‐がた【歯形・歯型】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 歯でかんだあと。かんだあとに残る歯の形。歯あと。
    1. [初出の実例]「なすびのゆゆしげなるに、はがたのつきたるを見て」(出典:小大君集(1005頃))
  3. 歩いたあとに残る下駄などの歯の形。
    1. [初出の実例]「もち雪にはかたを付る木履哉」(出典:俳諧・犬子集(1633)六)
  4. ( 歯型 ) 歯ならびの形をうつしとったもの。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「歯形」の意味・わかりやすい解説

歯形
はがた
tooth profile

歯車の歯の噛み合いにあずかる面 (歯面) の断面形状を歯形または歯形曲線と呼ぶ。歯形曲線には一般にインボリュート (→伸開線 ) が利用されるが,このほかサイクロイド,円弧その他がしばしば用いられる。インボリュートを用いたものをインボリュート歯車,サイクロイドを用いたものをサイクロイド歯車と呼ぶ。

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