故事成語を知る辞典 「歳月は人を待たず」の解説 歳月は人を待たず 時が経つのは速いから、時間をむだにしてはならない、ということ。 [使用例] ひとたび異国へ渡りては人生五十年歳月人を待たず生きて再び日本を見ること期すべからず[坂口安吾*島原一揆異聞|1941] [由来] 四~五世紀の中国、東とう晋しん王朝の時代の詩人、陶とう淵えん明めい(正式な名は陶とう潜せん)の詩の一節から。「時に及んでは当まさに勉励すべし(楽しめるときには、精一杯、楽しむべきだ)」に続けて、「歳月は人を待たず(歳月は、人の都合におかまいなく過ぎ去っていくのだから)」とうたっています。 出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報 Sponserd by