歴史決議

共同通信ニュース用語解説 「歴史決議」の解説

歴史決議

中国共産党はこれまで、1945年と81年に二つの歴史に関する決議を採択した。一つ目の決議は党トップだった毛沢東もう・たくとうが主導し、党創建以来の政治軍事、思想面の誤りを指摘しつつ、毛の路線を高く評価。毛の指導的地位確立につながった。二つ目の決議は故/トウ/小平とう・しょうへい氏らが起草し、社会を大混乱に陥れた大規模政治運動、文化大革命を全面否定。毛について「功績第1、誤り第2」とする評価を下し、/トウ/氏を核心とする第2世代の指導集団を確立した。(杭州共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

関連語 小平

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android