死恥(読み)しにはじ

精選版 日本国語大辞典 「死恥」の意味・読み・例文・類語

しに‐はじ ‥はぢ【死恥】

〘名〙 死にぎわの恥。死後に残る恥辱(ちじょく)。⇔生き恥
浄瑠璃心中重井筒(1707)血汐朧染「女さきだち、男はあとにしにそこなひ、見ぐるしきさたにあふ、むねんのうへのしにはぢぞや」
真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝五八「ねエ死恥かきたくねえから鳥居の外へ出なせえ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android