死生を以て一条となす(読み)しせいをもっていちじょうとなす

故事成語を知る辞典 「死生を以て一条となす」の解説

死生を以て一条となす

死と生の間には違いはないという、哲学的な立場を表すことば。

[由来] 「荘子とくじゅう」で紹介されている、老子のことばから。「『死生を以て一条し(死と生とを、一本の綱のようにつながって一体となったものとして考え)』、可能と不可能も同じことだと考えれば、この世の束縛から自分を解き放つことができる」と主張しています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android