殄滅(読み)てんめつ

精選版 日本国語大辞典 「殄滅」の意味・読み・例文・類語

てん‐めつ【殄滅】

〘名〙 ほろびたえること。ほろぼしたやすこと。
本朝文粋(1060頃)二・応討平将門符〈尾張言鑒〉「適懐異心之志、空遇殄滅之殃
※絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初)「夫(かの)弑逆殄(テン)(〈注〉ホロブ)滅の大悪も、それまでひろがって」 〔書経盤庚

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「殄滅」の意味・読み・例文・類語

てん‐めつ【×殄滅】

[名](スル)残らず滅びること。滅び絶えること。また、残らず滅ぼすこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android