殉情(読み)ジュンジョウ

デジタル大辞泉 「殉情」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐じょう〔‐ジヤウ〕【殉情】

感情のおもむくままに自分をゆだねること。
「―の人は歌うことにこそわずかに慰めはあれ」〈佐藤春夫殉情詩集

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精選版 日本国語大辞典 「殉情」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐じょう‥ジャウ【殉情】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 感情にすべてをまかせること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「殉情の人は歌ふことにこそ纔(わづか)に慰めはあれ」(出典:殉情詩集(1921)〈佐藤春夫〉自序)

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