残塁(読み)ザンルイ

デジタル大辞泉 「残塁」の意味・読み・例文・類語

ざん‐るい【残塁】

[名](スル)
攻め落とされないで残っているとりで。
野球で、スリーアウトになってその回の攻撃が終了したとき、走者が塁に残っていること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「残塁」の意味・読み・例文・類語

ざん‐るい【残塁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 攻め落とされないで残っているとりで。残ったとりで。
    1. [初出の実例]「残塁清泉分野碓、故宮黄菜満沙田」(出典黄葉夕陽邨舎詩‐後篇(1823)六・兔原道中)
  3. 野球で、その回の攻撃が終了したとき、走者が塁に残っていること。
    1. [初出の実例]「ある時二塁で残塁(ザンルヰ)にならうとした折」(出典:日本野球史(1929)〈国民新聞社運動部〉無鉄砲な盗塁法)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android