残渣油(読み)ざんさゆ(その他表記)residue

翻訳|residue

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「残渣油」の意味・わかりやすい解説

残渣油
ざんさゆ
residue

蒸留工程の精留塔底部から抜き出される油で,残油,釜残油とも呼ばれる。常圧蒸留残油 (常圧残油) と減圧蒸留残油 (減圧残油) がある。常圧残油はそのまま重油として燃料用としても使えるが,通常は減圧蒸留の原料油として使用される。減圧残油はアスファルト製品として使用されるほか,熱分解用原料油として熱分解装置により石油コークス石油ピッチの製造に使われる。また脱硫した減圧軽油と混合して脱硫重油としたりもする。重質油余り,軽質油不足という傾向から,軽質製品を余剰の重質油から製造する技術が注目され,熱分解法,接触法,水素化分解法などに種々の技術進歩がみられるようになった。特に接触分解法に不向きとされた残油を利用しての新しい接触法の開発など,残油処理技術の改良開発が進められている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む