残雲(読み)ざんうん

精選版 日本国語大辞典 「残雲」の意味・読み・例文・類語

ざん‐うん【残雲】

  1. 〘 名詞 〙 消えないで残っている雲。
    1. [初出の実例]「返照分湖半、残雲掃海無」(出典:南郭先生文集‐二編(1737)三・江村晩眺)
    2. [その他の文献]〔孟浩然‐行至汝墳寄盧徴君詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「残雲」の読み・字形・画数・意味

【残雲】ざんうん

のこりの雲。唐・杜甫〔重ねて氏の東亭に題す〕詩 に向つて征路をぬれば 殘雲、馬に傍(そ)うて飛ぶ

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