殴り込む(読み)ナグリコム

デジタル大辞泉 「殴り込む」の意味・読み・例文・類語

なぐり‐こ・む【殴り込む】

[動マ五(四)]
けんか相手などの所へ押しかけて乱暴をはたらく。「武装して―・む」
相手の根拠地に進出して、商売上勝負をしかける。「大手スーパーが地元に―・む」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「殴り込む」の意味・読み・例文・類語

なぐり‐こ・む【殴込】

  1. 〘 自動詞 マ行五(四) 〙
  2. 殴ろうとして相手の身に近づく。また、相手の近くに踏みこんで殴る。
    1. [初出の実例]「嘉門は〈略〉腕をふりあげて私に迫ってきたが、どうしたものか、殴り込んで来もしないで」(出典:冬の宿(1936)〈阿部知二〉一〇)
  3. うらみのある人やけんか相手の家などに隊を組んで乱入する。

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