段織(読み)ダンオリ

デジタル大辞泉 「段織」の意味・読み・例文・類語

だん‐おり【段織(り)】

横糸に色・太さ・材質などの異なる糸をまぜて織り、高低色合いなどを横方向に段状に表した織物

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精選版 日本国語大辞典 「段織」の意味・読み・例文・類語

だん‐おり【段織】

  1. 〘 名詞 〙 高低、色合いが横方向に段になってあらわれている織物の称。緯(よこいと)に、太さ・撚(よ)り・色・原料などのそれぞれ異なる糸を二種以上まぜてだんだらに織ったもの。
    1. [初出の実例]「白茶と朱の段織にびっちり小さく菊が織出してあった」(出典:女面(1958)〈円地文子〉一)

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